歯科衛生士が転職する本当の理由 転職回数が多いと不利?

歯科医院に務める歯科衛生士の転職理由は、ポジティブな要素として「スキルアップ」があります。
勤務先の医院で行なっていない診療内容を学びたい場合や、環境を変えてスキルを身に付けたいなど、向上心のある人は転職を考えます。
一方で、ネガティブな要素として、「労働環境」「人間関係」「院長のパワハラ」などが理由で転職を考える歯科衛生士さんも多いのが事実です。
転職する際に気になるのが、履歴書に書く職務歴ではないでしょうか?
1回や2回の転職であれば、一般的で採用側も気になりませんが、転職回数が4〜5回と多くなるとどうでしょうか?
歯科衛生士の転職回数は平均的に3〜5回というデータも出ていますので、転職回数が多くても不利になることはありません!
ネガティブな要素が強い場合、出来るだけ早く転職先の歯科医院を探すことをお勧めします。
なぜなら、スタッフ間の関係性や院長からのパワハラ、セクハラなど、メンタルが落ち込むような職場環境から抜け出すのが自身の健康のためでもあります。
転職先となる歯科医院の数は多く、近年労働環境を整備する医院も増えてきているので、ご自身に合う職場を見つけましょう!
この記事では、口コミ投稿された歯科衛生士の生の声を掲載しています。
歯科衛生士の転職回数や転職の理由、転職回数は重要視されるのか?などをご紹介しています。
効率的に転職する方法もご紹介していますので、この記事を読み終えると、転職時の不安を解消することができます。
歯科衛生士の口コミ 転職理由・転職回数

掲載の口コミは、「クラウドワークス」を利用して「歯科衛生士の転職事情」に関する独自アンケートに記載されたものを掲載しています。
転職理由の口コミ
歯科衛生士歴:3年未満
歯科医院への転職回数:1回

転職先はどのように探しましたか?またその転職はよかったですか?
転職する際は卒業校の先生に相談して同じ地域で求人を出してるところは多いので相談に乗ってもらい決めました。
今では前のドクターとは違い態度はかなり違いよくて、給料は同じでも労働時間が減り体も楽になりました。


卒業校には新卒求人以外にも既卒向けの求人を出している医院もありますね!
利用者の口コミ

みなとさん
30代女性
- 歯科衛生士歴:3年未満
- 歯科医院への転職回数:2回

転職先はどのように探しましたか?またその転職はよかったですか?
院長先生のセクハラでスタッフが激減した時と、無資格の助手さんの方が給料が高かったのを知った時です。
転職は、アルバイトしていた職場で社員登用されました。
新鮮で丁寧に教えて下さり楽しかったです。


転職理由の口コミ

さきさん
20代女性
歯科衛生士歴:3年未満
歯科医院への転職回数:2回

転職先はどのように探しましたか?またその転職はよかったですか?
給料が思っていたよりも低く、休憩時間も短い。
1時間休憩時間といいながら実際そこまでとれない。
人間関係がよくなく何か問題が起きたらまず下っ端が疑わられる。
気分によって態度を変えられ医局で悪口を言われ、できなくて嫌味を言われる。
人数が多いため人によって正しいということが違う。
有給が10日あると言われたのに実際は夏休みで勝手に消化されることになり5日しか有給がなかった。


有給については、2019年4月から計画有給が普及していくでしょう。
院長から歯科衛生士へのパワハラ事例と対策
歯科衛生士の転職理由に比較的多く登場する「パワハラ問題」
実際にパワハラにあった場合、どのような対策が必要になるのでしょうか?
メモ
職場のパワーハラスメントとは
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
*厚生労働省HPより <https://www.no-pawahara.mhlw.go.jp
一般企業でも、医療機関でもパワハラの定義は同じです。
歯科医療の現場でも同じで、院長=経営者という立場から業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えることはあってはならないことです。
パワハラの線引きも難しい部分もあり、院長的には「パワハラ」に当てはまらないと思っていても、受け手が「パワハラ」と感じればパワハラになってしまいます。
「業務の適正な範囲」を超えてはならないということを意識しましょう。
歯科医院で起こりがちなパワハラケース
患者様の前での度を超えた指導
患者様の前で必要以上に指導をしたり、怒鳴ったり暴言を吐いたりするケースもあります。
たとえ現場でスタッフがミスをしても患者様に対しての責任は院長にあります。
これは、患者様にとってもかなり気分が悪くなります。
このような医院は来院数も減少する傾向にあります。
他にもスタッフ間でのパワハラも起こりがちです。
先輩衛生士からの指導なども度を越すケースも・・・
院長の奥様からのケースも・・・
そんなパワハラが起こった場合、歯科医院で務めるスタッフはどうすれば良いのでしょうか?
我慢の限界まで耐えるのか・・・
泣き寝入りで退職するのか・・・
歯科医院で起こるパワハラ対策
歯科診療所規模での「パワハラ」が自分の身に起こった場合どのような対策が必要なのでしょうか?
大きな企業であれば、「パワハラ相談窓口」や「パワハラ委員会」など会社内部で組織を立ち上げている企業もありますが、歯科医院規模では大企業並みの組織を作ることは正直なところ難しいです。
外部相談窓口のとして、以下の相談先もあります。
- 弁護士や社会保険労務士の事務所
- ハラスメント対策のコンサルティング会社
- メンタルヘルス、健康相談、ハラスメントなど相談窓口の代行を専門に行っている企業
外部窓口と言っても、弁護士や社労士事務所に相談するにも費用が必要です。
何より、決定的な証拠を持って相談にいかないことには、なかなかことが進みません。

なぜなら顧問契約している社労士は、基本的に医院の都合に合わせて動くケースが多いからです。
パワハラ対策で一番重要なポイントは、「証拠集め」ではないでしょうか。
決定的な証拠となるのは、やはり「音声」です。
音声証拠を集めるには、やはりボイスレコーダーを使いましょう。
こっそりポケットに忍ばせたり、今はボールペンタイプのボイスレコーダーも安価で手に入れることが可能です。

ボールペンタイプのボイスレコーダーであれば、怪しまれることもなく胸ポケットに入れておくこともできますよ!
QZT ボールペン型 ICボイスレコーダー 8GB 240時間録音
ICレコーダー YEMENREN 8GB 3072KbPS
職場に異変を感じたら転職活動を始めましょう!

歯科医院が乱立する現在、歯科衛生士が働く場所は無数にあると言っても過言ではありません。
新卒歯科衛生士の有効求人倍率は、20倍とも言われるぐらい働き手有利になっている現状です。
働く場所が多く存在する一方、歯科医院の内面がシステム化され、働きやすい環境が整備されている歯科医院がどれぐらい存在するのかは疑問です。
院長のトップダウンで全てが決まる医院
セクハラ、パワハラが未だ行われている医院
職場で違和感を感じたら我慢し続けるの良いとも限りません。
簡単に転職するのをオススメはしませんが、解決策を見出す努力をしても環境が変わらない場合は、転職に踏み切る必要もあるでしょう!
転職回数が多いと不利?有利?
一般的に転職が多い人を企業はどのように見るのかご存知ですか?
これは職種や年代にもよりますが、転職回数が多い場合は「様々な経験を積んでいる」とポジティブにとる場合と「腰を落ち着けて仕事に取り組む意識がない」とネガティブにとらえる場合があります。
面接時に必ず聞かれる質問として、「前職場の退職理由」があります。
ポジティブな理由を述べることでプラス評価されることもあるでしょう。
注意が必要なのは、面接時で前職場を批判しないこと。
パワハラや院長のモラルのなさで退職を決意した場合でも前職場の批判や悪口、個人を特定するような発言は控える方が良いでしょう。
歯科業界は広いようで意外と情報が繋がることもあります。
前職場を批判することで、「批判、誹謗中傷をする人なんだ」と印象付けることもあります。
これでは面接時の評価は上がりませんので注意しましょう!
歯科衛生士の転職回数は多いです。
30代〜40代にもなれば、3〜5回転職していることが多いです。
面接時に転職回数が多いと不利になるかと言うと、決して不利にはなりません。
転職回数よりも「人」を見るので、転職回数が多いからといって不安になる必要もないでしょう。
では、20代の転職についてはどうでしょうか?
新卒で入った歯科医院を6ヶ月も経過しない間に転職する場合は、若干注視することもあります。
我慢強さがかける、協調性がない、向上心がない など、面接官は想像するでしょう。
明確な理由がある場合は、ポジティブに伝えることを心がけましょう!

多くの歯科医院で様々な経験をすることはプラスに捉えることも十分可能です。
転職回数よりも、人間性や協調性を重視する医院がお多いのが現状です。
歯科衛生士の転職はエージェントを有効に使う
劣悪な職場環境、待遇、人間関係に酷く悩んでいるのであれば、転職することも必要です。
多く存在する歯科医院なので、環境が悪い職場もあれば、法令遵守している歯科医院もあります。
転職を決意したら、活用するべきツールが歯科衛生士に特化した転職サイトです。
一つの地域に数多く存在する歯科医院から、希望条件や労働環境などマッチする医院を見つけ出すのは大変です。
働きながらであれば尚更時間も取れない・・・

勤務しながらでも転職活動が可能なので、業務で忙しくても理想の歯科医院への転職も可能になります。
転職サイト活用のポイント
- 転職エージェントが歯科医院をピックアップしてくれる
- 質問しにくいことも代わりに聞いてくれる
- 条件交渉、雇用条件など代わりに交渉してくれる
歯科衛生士の転職サイト「ジョブメドレー」を有効に使う
歯科衛生士の転職サイト中でもおすすめは「ジョブメドレー」です。
ジョブメドレー は、数ある転職求人サイトの一つで、医療・介護に特化しているのが大きな特徴です。
職種としては、歯科衛生士だけではなく、医科、歯科、リハビリ職、介護、保育など医療・介護・保育に関わる50職種以上の様々な求人情報が掲載されています。
歯科の分野では、5職種が掲載されています。
- 歯科医師
- 歯科衛生士
- 歯科技工士
- 歯科助手
- 医療事務/受付
歯科医院の中では、管理栄養士や保育士を採用するケースもあるので、歯科業界の中でもジョブメドレーに求人を掲載する医院も多いです。
中でも歯科衛生士は、11000件を超える求人が掲載され、全国各地の求人を閲覧することが可能です!
ジョブメドレーの大きな特徴としては、スカウト機能があります。
企業の採用担当者がスカウトを送るときは、ジョブメドレーに登録している会員の、非公開以外のプロフィール情報を参照しながら、「希望勤務地」や「保有資格」「希望職種」などで条件を絞り込みます。
実際に歯科医院の採用業務を行なっていると、ジョブメドレーから案内メール届くので、気になる歯科衛生士さんにスカウトメールを送ります。
採用担当者は、プロフィールが充実している人を中心に送るのも事実です。
中には、プロフィールに何も書かれていない人もいますが、その場合は求職者が何を求めているのか情報が全くわかりません。
希望条件や常勤、パートなど求職者の条件が記載されていると、採用担当者としてはマッチングするか判断がつきますが、プロフィールや条件が記載されていな求職者には、アプローチすら出来ません。
ジョブメドレーを有効に利用する場合は、プロフィールを充実させましょう!

採用担当者がジョブメドレーを勧める理由

歯科医院の採用担当者もしくは院長が、数ある転職サイトの中でも「ジョブメドレー」を積極的に使いたい理由があります。
1つは、お仕事を探している求職者とジョブメドレーのサイト内を通して直接メッセージを送ることができることです。
ジョブメドレーのサイト内を通してのメッセージのやりとりなので、直接連絡ではありません。
この辺りは、仕事を探している歯科衛生士さんとしても安心できるところではないでしょうか。
一般的な人材紹介会社は、本人とのコンタクトは面接時まで取ることがありません。
全ての仲介を行うのは【d.Style | ディースタイル】
や、【ファーストナビ歯科衛生士】
などの人材紹介会社になります。
医療機関としては、サイト内メールと言えども、求職者と直接コンタクトを取るので、メール文章やレスポンスなどから人物像を思い描くこともあります。
サイトないメールでのやりとりが面倒と感じる求職者の場合は、ジョブメドレーの利用はあまりお勧めではないでしょう。
【d.Style | ディースタイル】
や、【ファーストナビ歯科衛生士】
の利用が向いているかもしれません。
ジョブメドレーを積極的利用するもう一つの理由としては、「採用コストが低い」というところにあります。
一般的な人材紹介会社を通じて歯科衛生士を採用した場合、年収の20〜25%ほど紹介手数料を支払うことになります。
一方、ジョブメドレーの場合は、そこまで手数料が高くありませんので、採用コストを抑えることができます。
医院側としても、採用コストはできる限り抑えたいという思いもありますので、ジョブメドレーを積極的に使う場合もあります。

採用コストを抑えたいのは、経営する上では大切なポイントです!
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まとめ
歯科衛生士の転職事情はいかがでしたでしょうか?
実際に転職を経験した人の理由を目にして見ると、生々しい感もありますが、これが業界の実態でもあります。
まだまだブラック歯科医院も多く存在する中、健全な経営と法令を遵守している歯科医院を探し出すのも正直一苦労です。
現在の職場に違和感を感じたら無理をせず、転職の情報だけでも集め動き出すことも必要です。
そして、転職エージェントなども使うのも一つの方法であることを覚えておくと良いでしょう!


ふうさん
20代女性